理事長挨拶MESSAGE
日頃より当法人の運営につきまして、ご利用者をはじめ、ご家族、地域の皆様方から暖かいご支援とご協力をいただき、心から感謝申しあげます。
現在の豊かで平和な日本は、終戦後の復興に寄与された方々の営々として、たゆまない努力のおかげで再建できました。
しかしながら、国のために一生懸命働いた方々は高齢者となり、多少なりとも体の機能が衰え、不自由な生活を余儀なくされています。
このような状況に、当法人の設立者である平原輝雄は、来るべき高齢化社会にいくらかでも貢献し、現在の社会を築かれた高齢者の方々に「人生の大先輩として人間らしく心豊かな楽しい生活を営んでいただきたい」との願いを持ち、昭和59年7月に「社会福祉法人慈雄会」を設立しました。
以来、翌年4月に特別養護老人ホーム、平成2年に老人保健施設、平成12年にケアハウスを、熊本でも有数の景勝地である立田山に開設するとともに、重要度が増しつつあった在宅サービス事業にも積極的に関わり現在にいたります。
私は、設立者である平原輝雄の後を受け継ぎ、令和3年7月に理事長に就任しました。
法人設立以来、昭和・平成・令和と時代は移り変わり、高齢者を取り巻く環境も随分と変化しましたが、設立当時からの願いは不変のものとして確り受け継ぎながら、既存の枠組みや常識にとらわれず、最善の介護サービスを追究し、社会に貢献していきたいと考えております。
当法人は、間もなく設立40年を迎えます。今日まで事業運営を行ってこれたのも、ひとえにご入居、ご利用されたすべてのご利用者様、様々な形で支えてくださったご家族様、ご関係の皆様のおかげであります。
そして何よりも、今日まで心のこもったサービスを提供し続けてくれている職員一人ひとりに大変感謝しております。
今後とも、ご利用者の方々やご家族の方々の満足いただける支援を目指し、利用者本位のサービス提供に努めるとともに、社会福祉の担い手として、地域の皆様から信頼される施設となるよう、職員一丸となって取り組んでまいりますので、引き続きご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
社会福祉法人 慈雄会
理事長 平原 静雄
施設概要EQUIPMENTE OUTLINE
精神科・心療内科の連携で、立田山の高齢者福祉の拠点に
慈雄会は特別養護老人ホーム「天望庵」、介護老人施設「阿房宮」、ケアハウス「秀照庵」の3つの施設で構成されており、熊本市内を一望できる眺望の良い立田山の頂上に位置し、自由が丘病院(精神科・心療内科)を囲むようにして作られた施設です。医療・福祉・保健の連携をもとに高齢者福祉の拠点として役割を果たしていきたいと思っています。
沿革HISTORY
1984年(昭和59年)07月 | 社会福祉法人「慈雄会」設立 | |
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1985年(昭和60年)04月 | 特別養護老人ホーム「天望庵」(50床)開設 | |
1990年(平成02年)04月 | 天望庵デイサービスセンター開設 天望庵ショートステイ専用(8床)設置 天望庵増床(30床) 定員80床 |
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1990年(平成02年)11月 | 老人保健施設「阿房宮」(85床)開設 | |
1991年(平成03年)08月 | 阿房宮増床(15床) 定員100床 | |
1992年(平成04年)10月 | 在宅支援センター天望庵 開設 | |
1994年(平成06年)10月 | ホームヘルプサービス事業 開始 | |
1999年(平成11年)10月 | 天望庵居宅介護事業所 開始 | |
2000年(平成12年)04月 | ケアハウス「水清庵」(50床)開設 | |
2010年(平成22年)07月 | ケアハウス「秀照庵」に名義変更 | |
2020年(令和02年)04月 | 収益事業 食事提供事業 開始 |